日本一の富豪村とは、いったいどこにあるのでしょう。
そして、全世帯に3万円支援とは?
富豪村の場所
神戸市東灘区にありますが、現在「村」は存在しません。旧住吉村となります。
「住吉村」は、1950年に近隣3町村とともに神戸市と合併。
現在の住所は東灘区の住吉南町、住吉東町、住吉宮町などとなりました。
対象はどこなのでしょう
対象は『旧住吉村』の自治会9地区の約1万8500世帯。支援総額は約6億円とのこと。
財源はどこから
一般財団法人 住吉学園 からの支援です。
住吉村には古くから、富を得た豪商たちが住んでいたそうで、
住友財閥の総本家
野村財閥の野村徳七
久原財閥の久原房之助
武田薬品工業の武田長兵衛
日本生命保険の弘世助三郎
伊藤忠商事の伊藤忠兵衛といった創業家が私邸を構えていた場所なんですね。

資産は、住吉学園へ
「住吉学園」は1918年、学校経営を目的に設立。
しかし、1944年に経営危機で住吉村に委譲される。
運営する学校は廃校になりますが、神戸市に合併される時、
村有財産が住吉学園に寄贈されました。
これで、
住吉学園は75万坪ほどの土地を所有し、地代が増え、今は年間約12億円の収入となった。
いい、村ですね。


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