前立腺がん 治療記 その13

リスク3尿失禁

前立腺の摘出にともない、尿道括約筋もある程度損傷します。
そのため尿失禁(尿漏れ)が起こります。約90%の人に起こります。

数か月後には、生活に支障のない範囲に収まります。

半年から1年以上続く場合は、検査の上、別途治療を受けられます。

リスク4排尿困難

膀胱と尿道のつなぎ合わせ部分が狭くなり、排尿困難になることがあります。

また、膀胱の収縮力が弱くなり、勢いが弱くなることがあります。1%。

それが続くばあいは、詳しい検査をすねことがあります。

リスク5男性機能障害

前立腺の後ろの側面には、勃起に関連する神経が走行していて、

通常の手術では、高確率に損傷します。神経の温存をしても完全に回復するとは
限りません。

温存を希望する場合は、事前に担当医と相談する必要があります。

前立腺と精嚢を摘出するため、射精は不可になります。

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