リスク3尿失禁
前立腺の摘出にともない、尿道括約筋もある程度損傷します。
そのため尿失禁(尿漏れ)が起こります。約90%の人に起こります。
数か月後には、生活に支障のない範囲に収まります。
半年から1年以上続く場合は、検査の上、別途治療を受けられます。
リスク4排尿困難
膀胱と尿道のつなぎ合わせ部分が狭くなり、排尿困難になることがあります。
また、膀胱の収縮力が弱くなり、勢いが弱くなることがあります。1%。
それが続くばあいは、詳しい検査をすねことがあります。
リスク5男性機能障害
前立腺の後ろの側面には、勃起に関連する神経が走行していて、
通常の手術では、高確率に損傷します。神経の温存をしても完全に回復するとは
限りません。
温存を希望する場合は、事前に担当医と相談する必要があります。
前立腺と精嚢を摘出するため、射精は不可になります。


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