前立腺がん 治療記 その9

事前の検査

RI検査(骨シンチ)と、ヨード造影剤によるCT検査

朝もはよから、検査です。

まずは、血液検査で血を抜きますが、通常利き手ではない左ですが、
CT検査があるので、右腕の血管を使います。

何かわかりませんが、曲がっても大丈夫な針を使い、
血液検査のあと、針の根元にふたをして、針はそのままです。
その上には、ばんそうこうと網のような包帯。

どうやら、ここから造影剤をいれるようです。

骨シンチはどうやらレントゲン検査のようなものです。

骨シンチグラフィといって、実際は、
放射線を出すラジオアイソトープ(RI)でしるしをつけます。

骨の組織に集まる性質のあるくすり(放射性医薬品)を注射し、
それから出る放射線を特別なカメラでとらえて全身の骨のようすを観察します。

右腕から、既に注入済みなんでしょうね。

台に寝かされて、写真撮影です。



次は、CT検査です。

機械に入って、右腕のはりから、造影剤をいれます。

「後頭部のあたりが、じわーっとあったまる感じがしますけど、くすりのせいですからね」

と、技師さんから説明を受け、いざ投入。

説明通り、じわーっとしました。

ものの1分ほど待って、薬が広がったところで、検査開始。

でっかい筒状の機械が、ぐわんぐわんいいながら、回転し、
頭から、あしまで、ゆっくり移動します。

あーうるさいのね。

というわけで、検査は終了。

午後の検査結果判定まで、しばし休憩です。

とはいえ、時期はコロナの真っ最中です。

病院内は怖いので、一旦外に出て暇つぶしです。


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