新型コロナ いろいろわかってきたこと

新型コロナが流行をはじめて、はや半年に近づいています。

ここでいろいろわかってきたことをまとめて、より予防に注意していきたいと思います。

基礎知識のまとめ 1 ウィルスの正体

ここで、基礎知識のまとめとおさらいをしていきましょう。

ウィルスとは、細菌と違い、生きていません。

RNAまたは、DNAの遺伝情報をカプシドがつつみ、そのまわりをエンベロープという、
脂肪膜がつつみ、その膜に感染するための突起物がついているだけのものです。

よって、壊れやすいのですが、ついている物質、金属、プラスチック等により、活性状態が続く時間に違いが
あります。

活性状態とは、感染できる状態です。
感染できない状態を不活性状態といいます。

新型コロナは、おおむね長くて、72時間ぐらいと言われてます。
ただし、目安なので、100%安心は、できませんが、おおむね安全というラインですね。

基礎知識のまとめ 2 感染の仕組み

感染の仕組みです。

そもそも、人間の細胞は、生きていくために、いろいろな物質を取り込む必要があります。

細胞ごとに、いくつかの種類の鍵のようなものがあり、その鍵物質にぴったりくっついた物質を
とりこむようになっています。

新型コロナにかぎらず、感染するウィルスは、細胞をだますため鍵に合う突起を持っています。

それを細胞の鍵にくっつけて細胞内に入ります。これで感染です。

基礎知識のまとめ 3 増殖

さて、ウィルスの増殖ですが、自分で勝手に増える訳では、ありません。

細胞内に侵入したウィルスは、外側のからを脱ぎすて、DNAまたは、RNAだけの状態になります。

感染された細胞は、だまされて、せっせとウィルスのDNAまたは、RNAから、ウィルスを
つくってしまいます。

細胞内で作られたウィルスは、細胞から外に出て、他の細胞に侵入していきます。

基礎知識のまとめ 4 身体の防衛機能 自然免疫

人間の身体も、黙ってみている訳ではありません。

鼻の粘膜や気道の繊毛で、息を吸った時の異物をからめ取って、体外に排泄します。
なるべく鼻からいきを吸った方がいいのですね。

運悪く、それをすり抜けたウィルスは、自然免疫というしくみで、排除されます。
食細胞という免疫細胞が、ウィルスを食べてしまいます。

若い人に、無症状・軽症が多いというのは、自然免疫の仕組みが強く働くからではないかといわれてます。

感染していても、増殖したウィルスを自然免疫で退治しているわけです。

ただし、この時点でも他の人にうつしてしまいますので、注意が必要なのです。

また、感染した細胞は、サインを出します。別の免疫細胞は、サインをだしている細胞を破壊して、
増殖をストップさせます。

この状況が炎症で範囲が広いと、良くないわけです。

サインは、サイトカインという物質の放出です。サイトカインをたどって免疫細胞が、やってきます。

サイトカインとは、物質のグループ名で、この時のサインは、インターフェロンです。

基礎知識のまとめ 5 身体の防衛機能 獲得免疫

感染してから、別の免疫機能も働き始めます。

自然免疫で退治した、ウィルスのかけらから、抗体というものをつくり始めます。

抗体とは、簡単に言うと、ウィルスにある細胞をだますため鍵に合う突起にとりつく物質です。

抗体は、ウィルスにある突起に、かたっぱしからとりついて、感染できなくしてしまいます。

これを獲得免疫といいます。

味と臭いがわからない 後遺症

味と臭いがわからないという症状が話題です。

舌にある、味を感じる味蕾細胞、鼻の奥にあり、臭いを感じる嗅覚細胞。

これらの細胞にも、ウィルスは感染します。

やがて、それらの細胞は、感染サインを出すので、免疫細胞が破壊します。

すると、味や臭いがわかりづらくなります。

ここでの感染が多いと、治っても味や臭いを感じる細胞が減ってしまい、

しばらく味や臭いがわからないという後遺症がでることがあります。

後遺症については、ぼーっとして頭がすっきりしないなど、いろいろ報告されています。
今後の研究に期待ですね。

ウィルスの変異

ウィルスの遺伝子の変化は、人間の100万倍のスピードと言われます。

7月の時点では、すでに数百種類という驚きの速さです。

ただ、すべてが悪い方向という訳ではなく、変異の結果、感染力のないものに変わる場合もありますし、
なんの影響もないものもあります。

大きな、影響がある変異は、そう簡単にはでてきません。

8月に入り、1度治ってから、再陽性になったという報告もありますので、
今後の研究と、結果に注目していきたいものです。

身体の防衛機能の人別の違い

すでに、ここまでのなかで、

自然免疫、獲得免疫というお話をしました。

ここで、人別に違いがあるということを知っておきたいと思います。

ウィルスに感染した、細胞はサイトカインを放出します。

このサイトカインの量に違いがあります。

多い人は、より早く免疫細胞がやってきます。
少ない人は、到着が遅れます。

一部、エクアドルで見つかった変異では、サイトカインを少なくしてしまうものがあったそうです。

抗体産生能力の違い

抗体を作る能力にも、違いがあり、非常に多い人、少ない人とあります。

治りが遅い人に、非常に多い人の血液から、抗体を取り出し使用したところ、どんどん改善したという
事例も発表されました。

サイトカインストーム

免疫系が健康で、バランスがとれていれば、よいのですが、

お年寄りなど、免疫がどうしても落ちている方もいらっしゃいます。

すると、サイトカインの異常放出が起こる場合があります。

サイトカインが異常に増えると、食細胞という免疫細胞が次々と自爆攻撃を始めてしまい、
死んだ免疫細胞が固まって、血栓をつくります。

寝不足や栄養バランス、乳酸菌など免疫系を健康にしておきたいですね。

感染経路

感染経路で、話題になっているのは、飛沫感染です。(くしゃみ、咳、つば など)

近距離で、マスクなしでの会話、食事、カラオケなど飛沫が飛びやすい状況ではリスク大ですね。

直径1ミリの飛沫には、約700万のウィルスがあるといわれますので、危険なわけです。


また、もうひとつが、接触感染というもので、感染者が触ったところを触り、
そのままお菓子をたべたりして、感染するものです。

飛沫感染は、ルートを追いやすいのですが、接触感染は、経路不明になりやすいですね。

どこで何を触ったか覚えていても、そのうちどこにウィルスがあったのかは、
わかりませんからね。


第2波の最初は、経路がわかっていることが多かったのですが、
広がりを見せた後、経路不明が増えてきました。

接触感染が増えたものと考えられますね。

感染者の増加に伴い、注意も喚起され爆発的な増加にいたっていないのは、幸いです。


飛沫に注意する。
不特定多数の人が触るところは注意する。やむを得ない場合は、手洗い、消毒をする。

しっかり予防していきましょう。



ここまで、基礎知識のわかりやすくまとめました。

今後も感染しないように注意ですね。



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